想い出は セピア色

 17歳になった頃。近所に金持ちの老夫婦がいた。おじいちゃんが急に亡くなり、遺書にはこんな事がかかれていた。

    "俺の稼いだ金だ、あの世まで持って行く”

 遺体は現金で埋め尽くされた。母親に言われ手伝っていた俺は尋ねた。

  「全部でいくらあるの?」  

「5億までは数えたけどネ、どうせ燃やすものだし、まあ、その倍は

あるだろうね。」と、吞気なことをいいます。

   !!僕は閃いた。 学校の勉強は苦手だが一つ得意があった。

びじゅつ